ハブ リング とはプラスチックまたはアルミ製のリングで、ホイールの中心部に存在する「センターホイール」とクルマ側の「センターハブ」の間に出来る「隙間」を埋める役割をします。ここではハブリングに関する基本的な用語についてみていきましょう。
ハブパイロット : 車輪が回転する車軸の中心部分のこと
センターボア : 車のホイールの中心にある穴のこと(=ハブ径)
ハブ径ホイール : 車のハブパイロットと同じ大きさの穴を持つホイールのこと
非ハブ径ホイール : 車のハブパイロットとホイールの穴の大きさが一致しないホイールのこと
ハブリングの役割とは?

中古品として出回っているホイールのほとんどはハブ径ホイールではないため、ホイールの中心ボアは車のハブパイロットよりも大きくなります。ハブリングはホイールの中心部に存在する「センターホイール」とクルマ側の「センターハブ」の間に出来る「隙間」を埋めるためのパーツ。ハブリングを使用することで、隙間を埋めて組み立てができるようになります。ハブリングは必ず設置しなければいけないものではありませんが、設置することでホイールの振動を最小限に抑えることが可能です。
注意 : ハブリングにには負荷はかかりません
中古のホイールのほとんどはラグ系中心のOEホイールですが、新品の純正ホイールん場合はハブ径になりますのでハブリングはいりません。
ハブリングは必要?
OEホイールの場合はハブリングは必要ありません。OEホイールは車両にぴったり合うように設計されているためです。一方、中古のホイールを購入する場合は「センターホイール」とクルマ側の「センターハブ」の間の隙間を埋めるために、ハブリングが必要になります。中古のホイールのほとんどはラグ系。もしご自身のホイールにハブリングが必要かどうか判断がつかない場合は、お気軽にお問い合わせください。
どのハブリングを購入したら良いか
ハブリングを購入する場合は、車のハブに適したサイズのものを選ぶ必要があります。ハブリングのサイズは、外径から内径までを指します。外径はミリ単位のハブ径で、内径はハブパイロットの直径です。たとえば、ハブリングのサイズが「73-67.1」の場合、ホイールの中心ボアの幅は「73 mm」であり、車両のハブパイロットの幅は「67.1 mm」となります。もしサポートが必要な場合は、お気軽にお問い合わせください。ぴったりのサイズのハブリングをご提案させていただきます。
ハブリングについて詳しく知りたい方は「こちら」をご覧ください。
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