「 ラグ ナット」という言葉を聞いたことがありますか?ラグナットとはどのような役割を果たすのでしょうか?ラグ ナット 、またはラグボルトは、ホイールとタイヤを車両に固定するために使用されます。車両に適したラグナットを使用すると、ホイールを安全かつ確実に取り付けることができます。ここでは、ラグナットのサイズと種類についてみていきましょう。
ラグナットのタイプ

コーン型のラグナット

スレッドエリアが拡張されたタイプ

丸型のラグナット

フラットなラグナット

特殊キーを小径に使用

円錐型のラグナット

円錐型のシートが付いている
小さな直径が特徴

ラグボルト – フラットローターの車両に取り付けて使用するラグナットのこと
ラグボルトはスタッドが取り付けられています。ラグボトルはアウディ、BMW、メルセデス、VWなどのヨーロッパの車両でよく見られます。
ラグボルトを取り付けるときは、ホイールに対して長すぎないものを選ぶことが重要です。地面から離れた状態でホイールを回転させ、360度の動きがあることを確認し、ラグボトルが長すぎないかチェックしましょう。
ラグナットのサイズ
ラグナットのサイズは車両によって異なります。ナットの大きさが車両に合うようにしっかり確認してください。
- 10mm X 1.25
- 12mm X 1.25
- 12mm X 1.50
- 12mm X 1.75
- 14mm X 1.25
- 14mm X 1.5
- 14mm X 2.0
- 7/16″ X 20
- 1/2″ X 20
- 9/16″ X 18
注:ほとんどのラグナットは右ねじです。左ねじのラグナットはあまり一般的ではなく、ラグナットの側面に「L」または「LHT」の刻印があります。
ラグナットとホイールのラグシートが一致することが大切です。ラグシートがラグナットの大きさと合わない場合、ホイールの損傷を引き起こす可能性もあります。また、サイズが合っていないとナットが緩んでホイールが不安定になりますので注意しましょう。
中古ホイールとラグナット
一般的に中古ホイールはOEが付属されていないため、性能をアップグレードするように設計されています。中古でホイールを購入する際は、サイズの合ったラグナットを手に入れるようにしましょう。ほとんどのOEラグナットはホイールとサイズが合わないからです。サイズをぴったり合わせるには、ホイールの取り付けキットを購入することをおすすめします。
ラグナットは適切に噛み合っている?
ラグナットの噛み合いとは、ラグナットがスタッドにきちんと接触しているかということ。安全のためにはラグナットがきちんと噛み合っていることが大切です。 例えば標準サイズのラグナットがきちんと噛み合っていない場合、延長ナット(ET)が必要になる場合があります。ETナットを取り付ける場合は、ホイールのラグ穴に十分な取り付けスペースがあるかを確認しましょう。十分なスペースがないとラグナットがホイールに固定されなくなってしまいます。
適切なラグナットの回転
ラグナットの締め付けが適切であるかを確認することも非常に重要。ラグナットを締めすぎると、ラグナットとスタッドの両方が疲労し、故障の原因となる可能性があるからです。ラグナットの回転について詳しく知りたい方は「wheel torque chart」をご覧ください。
ラグナットの外径
ラグナットの直系には注意しましょう。いくつかのラグナットは、通常のソケット用に六角形となっています。一方、ラグナットの中には特別なキーを必要とするような湾曲型のものもあるのです。さらには取り付けや取り外しにシリアル番号が必要な鍵付きのラグナットもあります。
中古のラグナットを購入する場合は、きちんと取り付けや取り外しができるかどうか確認しましょう。もしかしたらユニバーサルタイヤアイロンに投資をするのも良いかもしれません。
小径のラグナットは中古でよく出回っており、取り付けや取り外しにはアダプターが必要です。このアダプターはOE部品の直径とサイズが異なる場合がありますので注意しましょう。
ラグナットについてご質問のある方は「こちら」の記事を参考にし、必要な場合はお気軽にお問い合わせください。
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